各国の代表が「Global Education Summit」でGPEへの拠出を表明。日本は『GPEへの支援継続および今後5年間で15億ドルを超える教育分野への拠出を行う』と茂木外相が約束。

2021年7月28日、29日にロンドンで開催された、Global Education Summitでは、オンラインとオフラインで何千人もの参加者が見守る中、23のドナーから次々と、GPEへのプレッジが述べられました。多くの国や団体は、新型コロナウィルスが世界の教育に与える影響やその重要性を鑑みて、前回の増資会合よりも多くのプレッジを示しました。例えば隣国の韓国は前回から3倍に当たる金額をGPEの2021年から2025年の活動のためにプレッジしました。

6:07:05頃〜

日本からは茂木外務大臣が、ビデオで登場しました。茂木大臣は、日本は19世紀以降の近代化において、教育を重視して国の発展を図ってきたこと、またこれまでJICAや国際機関を通じて初等中等教育、高等教育の支援を行ってきたことを最初に述べました。

そして、GPEへの支援継続も含め、今後5年間で15億ドルを超える教育分野への拠出を行うこと、またG7外相会合で合意された女子教育宣言も踏まえて、算数教育、学ぶ機会を逸した子どもへの学習機会の提供、収入向上に役立つスキルの向上等を通して、少なくとも750万人の途上国の女子教育および、人材育成のための支援を約束しました。さらに、女子教育の取り組み強化のために12月に日本で開催される国際開発協会(IDA)第20次増資会合に向けてGPEと連携を促進していくことについて述べました。

司会のGPEユースからは、日本への感謝が述べられるとともに、GPEへの支援の具体内容をさらに聞きたい旨が述べられました。

<関連リンク>

茂木外務大臣の世界教育サミットにおけるビデオメッセージの発出|外務省(www.mofa.go.jp)

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_000576.html

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