アフガニスタンの現状とGPEの取り組み

日本によるアフガニスタン支援
10月12日に、アフガニスタンに関するG20首脳テレビ会議が開催され、日本からは岸田文雄内閣総理大臣が出席しました。会議では、G20首脳らがアフガニスタンをめぐる重要な課題を議論し、国際協調の重要性が確認されました。岸田総理大臣は日本の支援として、国際機関を通じた6,500万ドル(約71億円)規模の新規支援を含め、本年中に総額2億ドル(約220億円)の支援を実施する考えを示しました。また岸田総理大臣自身が、20年前にアフガニスタンの学校等を訪れた経験から、 アフガニスタン国内の経済活動や基礎サービスの提供の維持の必要性についても言及しました。

アフガニスタンにおけるGPEの取り組み
GPEは、アフガニスタンの現在の政治情勢が、教育分野、特に女子に与える影響を深く憂慮しています。

GPEは状況を注視しており、GPEが資金提供しているプログラムに対する、アフガニスタンの最近の出来事による影響等について、パートナーと継続的に対話しています。GPEの「脆弱国・紛争影響国に関するフレームワーク」では、合法的な政府や国際的に認知された政府が存在しない状況では、GPEの関与は、「子どもの最善の利益の確保」「システムの保護」「人道的原則」という3原則に基づき構築されることになります。

2011年にアフガニスタンがパートナーシップに参加して以来、GPEは2億米ドル以上を投じてアフガニスタンの教育サービス向上を支援してきました。

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