「より良い未来のために学びを変える:持続可能な社会のための教育」と題するサイドイベントが、日本が共同議長を務める教育フレンズグループとUNESCOの共催により、7月12日に開催されました 。 北村友人東京大学教授がモデレーターを務め、GPEからはチャールズ・ノースCEO代理と、 サラ・ビアドモア氏がパネル・スピーカーとしてスピーチを行いました。
このサイドイベントでは、持続可能な社会の実現に向けて、教育の変革力を活用する方法を明らかにし、持続可能な開発のための教育(ESD)の政策と実践がより良い未来の構築にいかに貢献できるかについて議論が行われました。
石兼大使は冒頭に挨拶で、不確実性の高い時代において、最善の方法は人への投資であり、教育は共通の課題に取り組み、SDGsを達成するために人々が正しい判断を下せるようにする最も強力なツールであることを強調しました。
チャールズ・ノースGPE CEO代理は石兼大使に対し、スピーカーとして招待されたことに感謝の意を示しました。さらにCOVID-19によって引き起こされた学習危機について触れ、気候変動リスクに対応するために教育の力を引き出すことの重要性、パートナーシップを強化し、 各国独自の取り組みを支援し、革新的な考え方や資源、資金を提供して、大規模な変革を進めていくことの必要性を述べました。
