「教育の変革」の事例:ケニア

授業中の生徒と先生。ケニア、2017年4月。クレジット:GPE/Kelley Lynch

ケニアはGPEの新たな運営モデルである「GPE2025戦略フレームワーク」を試験的に導入している6カ国のうちの1カ国です。ケニアの教育の変革に向けた取り組みを紹介します。

GPEの新しい運営モデルにより、政府が教育の改革の優先順位を決め、その優先順位をもとに、民間セクターを含むパートナーやリソースを配置しました。またこのことは、ケニアの教育制度の課題に対して、パートナーと政府が共同所有の感覚を確立することに役立ちました。

GPE2025の重要な要素は、パートナーシップ・コンパクトの開発です。これは、政府が優先順位の高い改革についてパートナーとどのように協力していくのかを明確にするものです。 このコンパクトは、パートナーによるGPEのグラントを決めるための基盤となります。

パートナーシップ・コンパクトは生きた文書であり、必要に応じて更新されます。ケニアが前進するにつれ、優先事項が国の計画や政策と一致するよう、進行中のセクター計画や政策過程をもとにコンパクトの更新が行われます。中間レビューでは、コンパクトの主要な分野の進捗を評価します。コンパクトのモニタリング、実施はLEGが共同で行います。

「ケニアの学習成果向上へのコミットメント」の詳細はこちら

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