SDG4(質の高い教育をみんなに)のレビューに関する公式会議が7月6日に開催されました。議長を 経済社会理事会副議長(ボリビア)が務め、チャールズ・ノースCEO代理や石兼大使を含む教育大臣や国際機関からの17名代表が出席しました。
この会議では、 前回2019年のHLPFからのSDG4の進捗状況、COVID-19からの教訓、世界共通のSDG4の進捗を妨げる事項や懸念事項、他の目標やターゲットとSDG4とのシナジー、成功事例や政策、パートナーシップ、連携を推進させる方法の示唆などの観点からSDG4進捗の現状についてレビューが行われました。
石兼大使は教育フレンズグループの共同議長の代表として、9月の「教育変革サミット」の準備に積極的に取り組んでいることなどを述べ、不確実性の時代において、最善の方法は人への投資であり、教育は、共通の課題に取り組み、SDGsを達成するために、人々が正しい意思決定を行うことを支援する最も強力なツールであると強調しました。
チャールズ・ノースGPE CEO代理は先日パリで行われた「国連教育の変革プレサミット」では、80以上の低所得国の教育大臣達が、教育の変革のビジョンのために立ち上がったこと、政策リーダー達が9月の教育変革サミットを、このビジョンを実現するための大胆なコミットメントを行う場として活用すること、男女平等の実現を理論だけでなく行動に移すことの必要性を強調しました。
