動画の公開:9.11から21年:アフガニスタンの女子教育のために日本は何ができるのか

9月11日にアフガニスタンの女子教育に関するウェビナーを実施しました。第1部は70名近くの方に参加いただき、またユースが対象の第2部では定員を上まる多くのユースに参加していただき、大いに盛り上がりました。

また、当日は世界各国からアフガニスタンのユースも参加し、アフガニスタンの実情を踏まえた声が寄せられました。また、時差の関係でオンラインイベントに参加できなかったユース達からは、ビデオメッセージが寄せられ、第1部で公開しました。

以下のビデオでは第1部(日本語の同時通訳)を公開しています。ぜひ、アフガニスタンのユースからのメッセージや、アフガニスタンの専門家からのお話、本イベントをご支援いただいた国会議員のメッセージをお聞きください。

GPE、アフガニスタンの教育支援に最大3億米ドルを拠出することを発表

すべてのアフガニスタンの子どもたち(特に女子)の教育を受ける権利を守ることは、すべてのパートナーにとって優先事項であり、さもなければ失われた世代を見ることになる危険があります。アフガニスタンの教育支援は喫緊の課題です。

3月31日に行われた「アフガニスタンの人道状況に関するハイレベル・プレッジング会合」でチャールズ・ノースGPECEO代理は、ビデオメッセージを通じ、GPE基金から最大3億米ドルの拠出を発表しました。

この資金は、 今後3年間、アフガニスタンのすべての子どもたちの教育を支援するために利用可能です。GPEは、同国の人道的対応計画および、最近承認されたアフガニスタン教育セクター移行フレームワークの中で優先される活動を支援する用意があります。

2012年以来、GPEはアフガニスタンに2億700万米ドル以上のグラントを割り当てています。2020年には、GPEはアフガニスタンの人道的対応計画を支援するため、2000万米ドルの追加グラントにより、緊急事態の影響を受けた15万人の非就学少年少女に、コミュニティベースの学習センターを通じて教育の機会を提供することを決定しました。さらに最近では、 COVID-19や紛争による混乱の中、最終学年の生徒たちが、学年を終えることができるよう、200万米ドルの追加資金を承認しました。

チャールズ・ノースGPE CEO代理のコメント

“GPEは、教育分野の開発パートナーとともに、過去の成果を守り、何百万人ものアフガニスタンの少女・少年たちの希望と機会を高めるために働くことを心待ちにしています。”

英語のプレスリリースはこちらをご覧ください。

G7外務・開発大臣会合で合意された女子教育に関する目標とGPEの取り組み

5月3日から5日にかけてロンドンにおいて行われたG7外務・開発大臣会合では、2026年までに更に4,000万人の女子を学校に通わせ、2,000万人の女子に10歳または小学校修了までに読解力を身につけるという、女子教育に関する新たな目標にG7が共同で合意しました。

G7で合意さえれた女子教育に関する目標の実現に向けてた、GPEの取り組みを紹介いたします。

GPEは、 すべての女子が質の高い教育を受けられるよう、パートナー国のジェンダー平等実現に向けて、資金援助を行っています。その一環として、女子が学校に行き学ぶ機会を変革することを目指し、2020年12月に2億5,000万米ドルの「女子教育アクセラレータ」を創設しました。

「女子教育アクセラレータ」の適格国は、2021927日現在、30カ国存在します。GPEのパートナー国における活動は「パートナーシップ・コンパクト」で示されている重点分野に沿って行われます。このコンパクトでジェンダー平等を対象としている国が適格国となります。

また、「女子教育アクセラレータ」は独立したグラントではありません。システム変革グラント(System Transformation Grant。GPE2020におけるEducation Sector Program Implementation Grant(ESPIG)がGE2025より改訂されたもの)またはマルチプライヤー (Multiplier)に追加で組み込むことができます。 「女子教育アクセラレータ」は、ジェンダー平等への効果を補完したり拡大したりすることで、これらのグラントにおける活動内容と連携して効果を発揮します。

ジェンダー平等を目指す全ての世代フォーラム(Generation Equality Forum)がパリで開催 アリス・オルブライトGPE CEOのインタビューの要約

Global gender equality conference opens in Paris

(アリス・オルブライト氏)まず第一に、ジェンダーに関するアジェンダでリーダーシップを発揮したフランスに感謝したいと思います。また、フランスのGPEに対する支援に感謝申し上げます。ジェンダーについていくつか補足します。

3月23日(火)に「コロナ禍における女子教育:日本の役割」をテーマにウェビナーを開催しました。

3月23日(火)に「コロナ禍における女子教育:日本の役割」をテーマにウェビナーを開催しました。